更新日:2021年1月10日
現在見ているページのメニューの色を変更させることにより、ユーザビリティ(ユーザーサイトの使い勝手の良さ)の向上に繋がります。昨今では今まで以上にユーザビリティやUI、UXについて言われることが多くなってきました。
以前の記事でも現在見ているページのメニューの色を変更(ハイライト)する方法について記載していますが、DreamWeaverを使っている人しか使うことの出来ない機能を使っていた為、今回は誰でも使えるという点がミソになります。
それでは現在見ているページのメニューの色を変更する方法ですが、jQueryを使います。
具体的にはjQueryのaddClassというメソッドを使うことで、実現出来ます。addClassを使うことでclassを追加することが出来ます。
まず、サンプルとしてHTMLの記述です。下記になります。
何てことないリストタグを使ったと普通のHTMLですね。
次にCSSは下記のようサンプルとしてに記述。
li { list-style: none; } .menu01, .menu02, .menu03 { display: inline-block; font-size: 15px; background-color: #CCC; padding: 7px; }
シンプルなメニューになります。
HTMLとCSSを組み合わせて出来たものが下記になります。
これが通常時のメニューとなります。
次にメニューの色を変更(ハイライト)したバージョンのCSSをあらかじめ用意しておきます。
このCSSのclassをaddClassを使うことで適用する想定です。
.menu_hover { background-color: black; color: white; }
背景色を黒に、文字色を白にするCSSです。
これをjQueryのaddClassで追加してみましょう。
会社概要のメニューに追加してみることにするので.menu02に適用してみます。
$(function() { $(".menu02").addClass("menu_hover"); });
適用してみると下記のようになります。
お分かり頂けましたでしょうか。
会社概要のメニューの色が変更されています。
これはmenu02にmenu_hoverというclassが当たっている為です。
つまり、各ページに色の変更をしたいメニューのclassを指定したjQueryの記述の一文を書くだけで、
現在見ているページのメニューの色を変更することが出来るということです。
とっても便利でしょ。私も最近はこちらの方法を使うことが増えてきました。何故ならDreamWeaverに依存しなくても済む為、他のテキストエディタでも実現可能で汎用性が高いからです。
いかがでしたでしょうか?
是非ご活用下さい。